2013.03.06コラム
神経回路の変革
先日、日帰り温泉に家族で出かけました。
忙しい引っ越しの日々からすこし落ち着いて・・・の休養時間だったのですが、私にとっては改めて発見!の時間となりました。
温泉・・多種多様な温泉に入るのが醍醐味なのでしょうが、温泉後のゆったりとした時間もいいですよね。 そこで登場するのが「マッサージ」です。 多くの方が硬く疲労が蓄積した筋肉をほぐそうと、専門の方の手にゆだねたり、 またマッサージチェアに座っての10分を楽しんでいらっしゃるように感じます。
私も実はこれが楽しみの一つです。しかし、最近は苦痛でたまらないのです。 そう、昔はすごい肩こり、腰痛、などなどに悩まされていましたから、 何分マッサージチェアにすわっても、専門家の手にゆだねても物足りず、 「もっといいものはないかしら・・」となんて文句を言う始末でした。 しかし今は、とにかく居心地が悪いのです。
なぜか??
それは、私の身体(筋肉、感覚)自体がマッサージの目的と反対の方向を向いているからなのです。 つまり、「硬直しない(こらない)」方向を向いているために、 「硬直している(こっている)に違いない身体をほぐす!!」という目的のマッサージとは全く相いれないのです。
以前の私は「硬直する(こる)」→「誰か(何か)にほぐしてもらう」でした。
忙しかったり、ストレスがかかると、当たり前のようにこの公式通りに身体が反応し、 あとは、自分でどうしようもないので、他者(物)に助けを請うしかなかったのです。 しかし今は、この公式は全く当てはまらないのです。
正に、神経回路の変革です。
テクニークのレッスンを受けた後、すっきりしたり、身体が軽くなったり・・という経験をした方は多いと思いますが、 これは単に先生が治してくれたというのではなく、今までの神経回路に変革を誘導しているのだということなのです。
つまり「習慣的な方向に行かない」ということなのです。 当たり前で馴染み深い習慣的なパターンを、簡単に変えることはできないのですが、 レッスンを通して少しずつ時間をかけながら「新しい回路」を作ってい行くのです。
アレクサンダー・テクニークが単なるボディワークのようなものと一線を期するのは、こういった側面があるからでしょう。
「この意味を理解しているのと、していないとは、本当に大きな差があるのよねぇ・・・」と温泉上がりに思考を巡らす八木でした(笑)
忙しい引っ越しの日々からすこし落ち着いて・・・の休養時間だったのですが、私にとっては改めて発見!の時間となりました。
温泉・・多種多様な温泉に入るのが醍醐味なのでしょうが、温泉後のゆったりとした時間もいいですよね。 そこで登場するのが「マッサージ」です。 多くの方が硬く疲労が蓄積した筋肉をほぐそうと、専門の方の手にゆだねたり、 またマッサージチェアに座っての10分を楽しんでいらっしゃるように感じます。
私も実はこれが楽しみの一つです。しかし、最近は苦痛でたまらないのです。 そう、昔はすごい肩こり、腰痛、などなどに悩まされていましたから、 何分マッサージチェアにすわっても、専門家の手にゆだねても物足りず、 「もっといいものはないかしら・・」となんて文句を言う始末でした。 しかし今は、とにかく居心地が悪いのです。
なぜか??
それは、私の身体(筋肉、感覚)自体がマッサージの目的と反対の方向を向いているからなのです。 つまり、「硬直しない(こらない)」方向を向いているために、 「硬直している(こっている)に違いない身体をほぐす!!」という目的のマッサージとは全く相いれないのです。
以前の私は「硬直する(こる)」→「誰か(何か)にほぐしてもらう」でした。
忙しかったり、ストレスがかかると、当たり前のようにこの公式通りに身体が反応し、 あとは、自分でどうしようもないので、他者(物)に助けを請うしかなかったのです。 しかし今は、この公式は全く当てはまらないのです。
正に、神経回路の変革です。
テクニークのレッスンを受けた後、すっきりしたり、身体が軽くなったり・・という経験をした方は多いと思いますが、 これは単に先生が治してくれたというのではなく、今までの神経回路に変革を誘導しているのだということなのです。
つまり「習慣的な方向に行かない」ということなのです。 当たり前で馴染み深い習慣的なパターンを、簡単に変えることはできないのですが、 レッスンを通して少しずつ時間をかけながら「新しい回路」を作ってい行くのです。
アレクサンダー・テクニークが単なるボディワークのようなものと一線を期するのは、こういった側面があるからでしょう。
「この意味を理解しているのと、していないとは、本当に大きな差があるのよねぇ・・・」と温泉上がりに思考を巡らす八木でした(笑)
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