2012.06.17コラム
運動の指導とテクニークの指導 倒立・側転
ある、ひょんなことがきっかけで、最近「倒立・側転」を指導するようになりました。 そう、皆さんも学生のころ一度はやったことがある、あれ!です。
不得意だった人にとっては思い出したくない・・・あれ!ですよね。
小学生の姪っ子が「おばちゃん!側転ができないから、教えて!」というのです。 以前はバリバリの(笑!)保健体育教師でしたから、これらのことはお手の物・・・と、 彼女をあっという間に「側転ができる子」にしたのですが・・・・いやいや・・・それでは終わりませんでした。 5歳のわが娘もやりだし、私の周囲の子供たち・・・
そして・・・テクニークを指導している生徒さん(大人)たちも・・・!!!!!
そう、終わらない・・・というのは、「テクニークの理論がこの指導にどれだけ役立っているのか」について 私の探究心をくすぐったのです!!!
勿論、運動に関して、その指導法など経験も積んでいますし、知識もあります。加えて、テクニークの指導者として、テクニークが運動に関しても有効であることは分かっていましたし、私自身が運動する場合に実感することも多々ありました。 しかし、「運動を指導する」場面で、これほど有効なものか…ということを、改めて実感し、私自身感動させられたのです!
つまり、テクニークの理論をベースにしながらこれらの指導を行うと、 身体全体の調整が上手くいきますから、バランスが安定し、無駄な緊張がなくスムーズに動けるようになり、 あっという間に「できない・・」から「できる!」に展開するのです。
あたり前といえば、あたり前なんですが・・・・
(テクニークの指導者から見れば…)
小さな子供たちはまだまだ未知数で、変化する余地はかなりありますが、 特に、学生時代に「これはできない!」と思い込んでいた20歳前後の大人にとっては、大きなチャレンジ!だったろうと思います。 しかし、テクニークの理論を理解し、それを活動の中で生かす・・ということを実践の中でできるようになった時、 今まで「無理!私はこれが苦手!」と思い込んでいた活動を難なくこなすことができるようになるのです。
ある生徒さんは、倒立や側転ができた時、「この歳になって、こんなことができるようになるなんて…八木先生~~!アレクサンダー・テクニーク万歳!!!です~」と、 感激のあまり大泣きしていました(笑)。
テクニークの指導に関しては、基本的に、生徒さん自身が根本となる理論をしっかりと理解し、 実践できるようになることです。 その後、それぞれの専門分野や日常でどう生かすかは、 生徒さん自身の問題で、我々指導者が顔を出せない範囲だと私は考えています。
しかし、今回、姪っ子に教えたことがきっかけとなり、私の探究心がくすぐられ、 「運動の指導」と「テクニークの指導」をかなり近い距離で行ってみました。 実践でどう生かすか?ということを生徒さんたちにリアルに理解してほしいがために、 実験的に「倒立・側転など」を例に挙げて行ったのですが、私にとっては、新しい局面が見えてきたような気がします。
「やっぱり、すごい・・!」
改めてテクニークに惚れ直している 八木 です(笑)!
不得意だった人にとっては思い出したくない・・・あれ!ですよね。
小学生の姪っ子が「おばちゃん!側転ができないから、教えて!」というのです。 以前はバリバリの(笑!)保健体育教師でしたから、これらのことはお手の物・・・と、 彼女をあっという間に「側転ができる子」にしたのですが・・・・いやいや・・・それでは終わりませんでした。 5歳のわが娘もやりだし、私の周囲の子供たち・・・
そして・・・テクニークを指導している生徒さん(大人)たちも・・・!!!!!
そう、終わらない・・・というのは、「テクニークの理論がこの指導にどれだけ役立っているのか」について 私の探究心をくすぐったのです!!!
勿論、運動に関して、その指導法など経験も積んでいますし、知識もあります。加えて、テクニークの指導者として、テクニークが運動に関しても有効であることは分かっていましたし、私自身が運動する場合に実感することも多々ありました。 しかし、「運動を指導する」場面で、これほど有効なものか…ということを、改めて実感し、私自身感動させられたのです!
つまり、テクニークの理論をベースにしながらこれらの指導を行うと、 身体全体の調整が上手くいきますから、バランスが安定し、無駄な緊張がなくスムーズに動けるようになり、 あっという間に「できない・・」から「できる!」に展開するのです。
あたり前といえば、あたり前なんですが・・・・
(テクニークの指導者から見れば…)
小さな子供たちはまだまだ未知数で、変化する余地はかなりありますが、 特に、学生時代に「これはできない!」と思い込んでいた20歳前後の大人にとっては、大きなチャレンジ!だったろうと思います。 しかし、テクニークの理論を理解し、それを活動の中で生かす・・ということを実践の中でできるようになった時、 今まで「無理!私はこれが苦手!」と思い込んでいた活動を難なくこなすことができるようになるのです。
ある生徒さんは、倒立や側転ができた時、「この歳になって、こんなことができるようになるなんて…八木先生~~!アレクサンダー・テクニーク万歳!!!です~」と、 感激のあまり大泣きしていました(笑)。
テクニークの指導に関しては、基本的に、生徒さん自身が根本となる理論をしっかりと理解し、 実践できるようになることです。 その後、それぞれの専門分野や日常でどう生かすかは、 生徒さん自身の問題で、我々指導者が顔を出せない範囲だと私は考えています。
しかし、今回、姪っ子に教えたことがきっかけとなり、私の探究心がくすぐられ、 「運動の指導」と「テクニークの指導」をかなり近い距離で行ってみました。 実践でどう生かすか?ということを生徒さんたちにリアルに理解してほしいがために、 実験的に「倒立・側転など」を例に挙げて行ったのですが、私にとっては、新しい局面が見えてきたような気がします。
「やっぱり、すごい・・!」
改めてテクニークに惚れ直している 八木 です(笑)!
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