2010.02.20コラム
娘のConscious Guidance and Control
娘は今、「おトイレに行く」ことに夢中です。つまり、「おしっこ」と「うんち」が自分でできるようになってきたのです!(こんなところでそんな下ネタを!!!・・・とお怒りの方、ごめんなさい。子育て中の人にとってはこういう話は日常茶飯事なのですが・・・・ちょっとだけ、我慢して読んでくださいね)
ここ半年ほど、毎日毎日「そろそろオムツからパンツになろうね~」 「おしっことうんちが出たいな~!って言いだしたら、トイレに行ってお座りするんだよ~」 といい続けてきました。しかし、娘は「嫌!」と言うばかり。で、たまにやる気になったのでパンツで過ごしていると、お漏らしの嵐。ソファーから何からおしっこまみれにしてくれる・・・・。はああああ・・・・とため息をつきながら、ついつい愚痴愚痴と娘に向かって言ってしまう毎日でした。 いつになったらオムツから開放されるんだろう・・・と。
しかし、、、、娘なりに考えていたのです。そう「おしっこ」「うんち」のサインをキャッチし、もらすことなくトイレに走り、そして用を足す! その手順を遂行できるように、“タイミングを見計らって行動に移す”ということを。失敗を繰り返しながらも小さい頭で身体で考えていたのです。
で、ある時、私も気がついたのです。
「あっ!私、生徒さんに同じ事を話している」と。
つまり、無意識に行っている行いを認識することでそれを意識下に置き、その上で行動を選択し、実際の行動に移していくこと。つまりConscious Guidance and Control です。
まさに、娘もこの過程を「通過」していたのです。今までオムツに垂れ流し(汚い表現でごめんなさい!)状態で、いつ排泄していたのかわからなかった(無意識)のを、徐々に自覚できるようになり(意識下にあがってくる)、そのタイミングを見計らいながら行動に移し(行動の選択)、トイレという場所で必要なことを実行に移す(意識的に実行する)。
勿論、排泄の訓練というのは動物もできることで、特別すごいことではありません。本人も、理論的に考えたわけでもなく、皆ができるようになるひとつの山場を越えてきたに過ぎないのですが、傍で観察していると、非常に意味のある過程を通過しているのだと理解できます。
ひとつレッスンでの具体例をあげてみましょう・・・・・・・・
「首を硬くすることをやめましょう」と話すと、最初は「硬くなっているのかどうかもわからない」とほとんどの人が答えます。でも、「硬くしない」という指示を出し続けながら行動を繰り返すことで、硬い状態がどういうことなのかを理解するようになります。そして硬くなる前にそれを「しない」という選択ができるようになり、更にはあらゆる行動の実践の中でそれを使うことができるようになるのです。
アレクサンダーは意識的に捉え行動することの価値を深く理解し、それを主張しています。 我々もあきらめることなく、自分自身を上手く使いこなせように、意識的に!!過ごしていきましょう。
娘に負けてられない!!!!とこの発見を非常に面白がってる私です(笑)。
ここ半年ほど、毎日毎日「そろそろオムツからパンツになろうね~」 「おしっことうんちが出たいな~!って言いだしたら、トイレに行ってお座りするんだよ~」 といい続けてきました。しかし、娘は「嫌!」と言うばかり。で、たまにやる気になったのでパンツで過ごしていると、お漏らしの嵐。ソファーから何からおしっこまみれにしてくれる・・・・。はああああ・・・・とため息をつきながら、ついつい愚痴愚痴と娘に向かって言ってしまう毎日でした。 いつになったらオムツから開放されるんだろう・・・と。
しかし、、、、娘なりに考えていたのです。そう「おしっこ」「うんち」のサインをキャッチし、もらすことなくトイレに走り、そして用を足す! その手順を遂行できるように、“タイミングを見計らって行動に移す”ということを。失敗を繰り返しながらも小さい頭で身体で考えていたのです。
で、ある時、私も気がついたのです。
「あっ!私、生徒さんに同じ事を話している」と。
つまり、無意識に行っている行いを認識することでそれを意識下に置き、その上で行動を選択し、実際の行動に移していくこと。つまりConscious Guidance and Control です。
まさに、娘もこの過程を「通過」していたのです。今までオムツに垂れ流し(汚い表現でごめんなさい!)状態で、いつ排泄していたのかわからなかった(無意識)のを、徐々に自覚できるようになり(意識下にあがってくる)、そのタイミングを見計らいながら行動に移し(行動の選択)、トイレという場所で必要なことを実行に移す(意識的に実行する)。
勿論、排泄の訓練というのは動物もできることで、特別すごいことではありません。本人も、理論的に考えたわけでもなく、皆ができるようになるひとつの山場を越えてきたに過ぎないのですが、傍で観察していると、非常に意味のある過程を通過しているのだと理解できます。
ひとつレッスンでの具体例をあげてみましょう・・・・・・・・
「首を硬くすることをやめましょう」と話すと、最初は「硬くなっているのかどうかもわからない」とほとんどの人が答えます。でも、「硬くしない」という指示を出し続けながら行動を繰り返すことで、硬い状態がどういうことなのかを理解するようになります。そして硬くなる前にそれを「しない」という選択ができるようになり、更にはあらゆる行動の実践の中でそれを使うことができるようになるのです。
アレクサンダーは意識的に捉え行動することの価値を深く理解し、それを主張しています。 我々もあきらめることなく、自分自身を上手く使いこなせように、意識的に!!過ごしていきましょう。
娘に負けてられない!!!!とこの発見を非常に面白がってる私です(笑)。
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