2025.11.28What's NEW
老いとコーディネーション

私自身も来年なんと還暦!(テクニークの指導は22年目となりますが)
この年齢を考えると当たり前ですが、若い時代に感じたことのない心身の変化を実感しています。
そして同時に「親の老い」も目の当たりにすることが多くなりました。人の体はどのように老いていくのか・・・動き、認知、肉体的、精神的・・などなど さまざまな面での変化を客観的に観察できる機会が増え、改めて「人間の身体の最終局面」を実感するようになりました。骨の劣化に伴い背中が丸くなり、筋力も衰え、脚が上がらなくなり、記憶力、注意力、判断力なども必然的に低下し、掃除や料理、着替えなど身の回りの事ができなくなり・・・。はつらつと活発に活動していた頃の親の姿を思い返すと、その変化に驚きとショックを隠せず、この「老化の必然」を受け入れざるを得ないことを実感しています。
このような高齢者の方々が直面している状況は正に将来の自分の姿。人はこうして老いていくのだと、見本を目の前で示されているようで・・・
「ああ、自分も20年、30年後はこのようになるのだな・・」と(笑)
人の体は永遠に同じ状態にあるのではなく、常に変化しています。その変化が良い方向に向いたり、悪い方向に向いたりしながら、荒波の中を船で航海するように巧みにバランスを取りながら維持しています。しかし、いつまでも思い通りの満足のいく状態でいることはできません。最終的には必ず「死」に向かって進んでいきます。
しかし、人の心情としては「いつまでも元気でありたい!」と願うもの。
無理だと知っていても、皆そう願っています。
そのため、世の中には多種多様な方法論が存在し、それを求めるのが我々の生活の一部となっています。
でも、老化と対抗していくことだけを考えるべきなのでしょうか?
様々なエクササイズや筋トレ、脳トレ、食生活などに気をつけることで「あがない続ける」ことも重要でしょう。しかし、やはりこれにも限界があります。
まずは「老化は自然の摂理」なのだと、この大前提を認めること。歳を重ねることで訪れる心身の変化を受け入れることも必要だと思うのです。
その上で、「“自分自身をどう使っていくか”というアイデアを常に持つこと」なのではないかと、私は考えています。
日々の「自分の使い方」を模索しつつ、全身の良いコーディネーションを念頭に、質の高い動きや身体感覚を可能な限り維持できるようにすること。それが「自分ができうることのベスト」なのではと、最近特に考えるようになってきました。そういった日々の積み重ねが心身の変化を繊細に捉えることにつながり、その時点での問題点を早い段階でキャッチすることができることになる。つまり、穏やかな老いを自分で演出することに繋がるのではないかと思います。
(もちろん、思うようにばかりは進まないかもしれませんが・・)
日々心身の機能を失いつつある親の介護に直面しながら、色々と考えを巡らせています(笑)。
さあ、私自身はこれからどんな経過を経て歳を重ねていくのか?
不安でもあり、一方楽しみでもあり・・・
(すべて初めての体験ですしね!)
老化を受け入れ、心身のコーディネーションを常に念頭に置いて活動する
これらを上手く組み合わせつつ過ごしていきたいと願う今日この頃です。
さてさて、どうなるやら??(笑)
みなさんはいかがですか??
P.S.~先日、洋服を購入した際の袋に書かれていた言葉に心を射ぬかれました!!
ここにも同じ考えが含まれていますね!
It is not how old you are, but how you are old. ~Jules Renard~
あなたが実際何歳であるかではなく、どのように歳をとっていくかだ
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