2025.07.13What's NEW
AIとどう付き合う?

AIがどんどん我々の日常に入り込み身近になってきましたね。仕事の場面でも多く用いられるようになってきました。これからの我々の生活がどのように変化していくのか興味深く感じる反面、とても恐ろしくも感じています。
先日とあるTV番組を観ていると、「Chat GPT などのAI機能を利用しているか?」と、街頭インタビューしている場面がありました。その中で、AIと会話することで癒される人たちが多数いること。そしてAIによって彼氏を作成し、名前を付け、いつも身近に自分の意見に共感しながら会話できる存在を喜んでいる女性の話がありました。
私にとっては、「実体がないものを人間として認識し、それを現実と捉えるのか・・」とショックを隠し切れませんでした。(確かにバーチャルアイドルなるものが認識されていますし、また漫画や小説などの主人公に夢中になることなどと同じことかもしれません。しかし、自分の相手としてAIと1対1で向き合うのは・・・???どうなんでしょう?)
私のような「今、この瞬間の自分のからだ」に向き合い、感覚や認識、自分の存在を受け入れる手助けをしているような仕事をしている人間にとっては、あまりにも空虚さを感じます。なぜならこれは裏を返すと、この彼女自身も自分のからだ(心と身体)が曖昧で実感がない状態なのではないかと思うからです。
少し話しは変わりますが・・・
実は現在、大学の授業を担当しているのですが、益々授業が成り立たなくなっていると感じています。常々、「自分自身の考えや言葉を大切にして欲しい」と訴えていますが、レポートなどでは本当に学生本人が熟考して書いているのか、AIの助けを借りてないだろうかと疑問を持ってしまいます(疑ってしまう私も空しいです)。ただ幸いにも、実際に学生たちの目の前で話し、共に動き、活動する機会があるので、表情・反応・動きなどを直に観察する場面があります。そのリアルな様子とレポート内容を合わせて考慮しながら進めていくことができるので、授業としてのバランスを何とか保っていますが、もし単なる講義形式で、レポートのみで評価をするような授業であったら、一体どうなるのでしょう??恐ろしくなります!まるでAIに対して授業しているような…。実態がどこにあるかつかめず、反応が本物なのかもつかめず…私自身、訳が分からなくなってしまいそうです。
そして、今後ますます身体を使った活動(体育の授業、筋トレ、スポーツやダンスなど様々な身体活動、そしてアレクサンダーテクニークのようなもの など)の意味が変わっていくように感じています。健康増進・身体感覚を育むことを目的とするよりも、「人が人としてのからだを取り戻すための手立て」が主になってくるのではと思います。自分自身で考えることや感じ取ることを止めてAIに頼るのが当たり前になってしまうと、実際に身体活動として「動く」ことでしか”自分という実在″を認識することができなくなるのではないかと思うからです。
人間の”からだ”・・・忘れてない?
こんなんだよ!こんな風に動くよ、感じているはずだよ!と・・
何を実態として捉えるのか?
何を重要な価値観として捉えるのか?
これからどんどん揺らいでいくのかもしれません。
しかし、人間が生きているのは今の存在があるからです。
自分のからだ(心と身体)に実感をもってしっかり向き合い大切に捉えることを、絶対に省いてはいけないと危惧しています。
AIの便利さと能力を「使う」のは誰??
さあ、どのように付き合うべきか…
賢くありたいものですね。
~P.S.~ちなみに、前述の街頭インタビューでは、「AIをあえて使っていない」という若い女性もいらっしゃいました。その方の意見は、「友人がAIで親友を作っていて、かなりはまっている。だから私は使わない。え?私があなたの親友じゃないの??って疑問に感じるから・・」と。そうですよね。目の前に友人が実在しているのに、その価値が分からなくなっているというのは何とも悲しい。この方に対して、私は思わず拍手をしてしまいました(笑)。ありがとう!そうだよね!その価値観をどうぞ大切にしてね!!!
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