2014.12.13コラム
泣くことの意味
レッスン中、ふいに涙があふれ、泣き出す方々がいらっしゃいます。
指導する側も、指導される側も予測のできない瞬間です。
私も指導中に幾度かその瞬間に出会ってきました。
様々な説明ができると思いますが・・・「感情の扉が開いた」と言えるのではないでしょうか・・・
我々は様々な感情を奥に秘めて生きています。心地よい感情もあれば、記憶の奥に押し込めたい苦い感情もあります。特に後者の負の感情(苦痛・葛藤・怒り・悲しみ・・など・・)は、強固な扉によって隠し閉じ込めているのです。 その扉とは「緊張」です。それは筋肉による硬直を示します。筋肉を必要以上に硬くすることで、外界から自分を守り、負の感情を押し込めているのです。 その習慣化が、様々な慢性的な疾患や「自分自身の使いにくさ」を引き起こしています。
*ウィルヘルム・ライヒはこれを「筋肉の鎧」と表現しています。
しかし、レッスンを進めていくに従って、多くのことを学び、筋肉の硬直がほどけてくる(=バランス良く使えるようになる)ことで、 閉じ込めていた本当の自分とコンタクトをとりはじめるのでしょう。
テクニークの指導者としても、「感情の開放」を主な目的にレッスンを行っているのではありません。 まして、精神科の医師のような診断をすることはできません(してはいけません)。
生徒さんも、特別に「泣く」必要はありません。
しかし、涙があふれ出ることを否定する必要もありません。
「本当の自分」に出会えればいいのです。
涙があふれ出た生徒さんを前に、私にできることは、ただ、その空間に同居するだけです。 そして、ご本人が話したい内容に耳を少し傾けるだけです。
私自身も、どんどん自分の心身が変化してきて、戸惑いを覚えたことがあります。 鎧がほどけてくることで、恐怖感を感じたのです。その恐怖感を受け入れる長い時間が必要でした。 少しずつ、ゆっくりと、「本当の自分」と向き合っていったのでしょう。
人それぞれのやり方、タイミングで良いのです。
心身共に自由に!!!!
テクニークは本当に深い・・・・
「泣く」ことの意味を改めて考えています・・・・
指導する側も、指導される側も予測のできない瞬間です。
私も指導中に幾度かその瞬間に出会ってきました。
様々な説明ができると思いますが・・・「感情の扉が開いた」と言えるのではないでしょうか・・・
我々は様々な感情を奥に秘めて生きています。心地よい感情もあれば、記憶の奥に押し込めたい苦い感情もあります。特に後者の負の感情(苦痛・葛藤・怒り・悲しみ・・など・・)は、強固な扉によって隠し閉じ込めているのです。 その扉とは「緊張」です。それは筋肉による硬直を示します。筋肉を必要以上に硬くすることで、外界から自分を守り、負の感情を押し込めているのです。 その習慣化が、様々な慢性的な疾患や「自分自身の使いにくさ」を引き起こしています。
*ウィルヘルム・ライヒはこれを「筋肉の鎧」と表現しています。
しかし、レッスンを進めていくに従って、多くのことを学び、筋肉の硬直がほどけてくる(=バランス良く使えるようになる)ことで、 閉じ込めていた本当の自分とコンタクトをとりはじめるのでしょう。
テクニークの指導者としても、「感情の開放」を主な目的にレッスンを行っているのではありません。 まして、精神科の医師のような診断をすることはできません(してはいけません)。
生徒さんも、特別に「泣く」必要はありません。
しかし、涙があふれ出ることを否定する必要もありません。
「本当の自分」に出会えればいいのです。
涙があふれ出た生徒さんを前に、私にできることは、ただ、その空間に同居するだけです。 そして、ご本人が話したい内容に耳を少し傾けるだけです。
私自身も、どんどん自分の心身が変化してきて、戸惑いを覚えたことがあります。 鎧がほどけてくることで、恐怖感を感じたのです。その恐怖感を受け入れる長い時間が必要でした。 少しずつ、ゆっくりと、「本当の自分」と向き合っていったのでしょう。
人それぞれのやり方、タイミングで良いのです。
心身共に自由に!!!!
テクニークは本当に深い・・・・
「泣く」ことの意味を改めて考えています・・・・
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