2009.01.24コラム
身体の声
「身体がおもしろい!って言ってます」と、以前ある生徒さんから言われたことがあります。
また最近、別の方から「身体の声」という言葉をいただきました。以前は身体がブラックボックスのようで、身体が言わんとしていることをあまり気にも留めていなかったというお話でした。身体自身の反応に素直に耳を傾けることができた喜びがこれらの言葉には詰まっているように感じます。さてさて普段の我々は、身体の声を正確にキャッチしているのでしょうか??
痛い!辛い!しんどい!などなど・・何かしらの症状として表にでる頃には、少なくとも殆どの人が気づいています。 でもその前に、もっと普段の段階で、身体の状態をキャッチできるはずなのです。 我々は何も問題が起こらないときは身体を忘れがちです。そして、何でも理解している!思い通りになる!と考えがちなのではないでしょうか。 つまり、支配欲の強い意思(心)が身体の声に耳を傾けることを拒んでいるのです。それを繰り返すことによって益々感覚を鈍らせ、鈍感な身体を作り上げていきます。 そしてその先には、“思うようにならない自分”が作り上げられていきます・・・。その頃には、思うようにいかない原因が分からず、悪循環の中にどっぷりと身を預けてしまう形になってしまうのです。
アレクサンダー・テクニークの中に「信頼できない感覚認識」という考えがあります。習慣や癖(心とからだを含む)によって構築された感覚には 信頼できない疑い深い部分が多くあり、それに頼ることは危険である、ということです。よって感覚に頼らず、thinkによって自らを導いていく ということなのですが、ある意味、自分の価値観(習慣や癖によって構築されたもの、筋感覚を含む)を捨て、身体の声に素直に耳を傾けてみなさい・・と解釈できるのではないかと思います。
「アレクサンダー・テクニークって何??」という質問に対して、多くの先生達(国内外を含め)が、あらゆる切り口からテクニックの特徴を 説明しています。最近では日本語の本も多く出回るようになりました。
私がアレクサンダー・テクニークに出会ってかれこれ8年ほどになりますが、私にとって このテクニークは、「自分自身に責任を持ち、如何に向き合っていくか・・ということを学ぶ方法論」ということに 行き着いてくるように感じています。 常に今、その瞬間の自分と向き合い、会話し、そして行動していくこと。
「今日は何だか首が硬くなってきたぞ・・緊張してるのかな?いやいや自分がイライラしているせいかも?自分の使い方が悪くなってるな・・」 なんて・・ そんな身近なことからでいいのです。
アレクサンダー・テクニークを手がかりに、身体の声に耳を傾け、楽しみながら日々の自分と向き合って欲しいと思っています。
また最近、別の方から「身体の声」という言葉をいただきました。以前は身体がブラックボックスのようで、身体が言わんとしていることをあまり気にも留めていなかったというお話でした。身体自身の反応に素直に耳を傾けることができた喜びがこれらの言葉には詰まっているように感じます。さてさて普段の我々は、身体の声を正確にキャッチしているのでしょうか??
痛い!辛い!しんどい!などなど・・何かしらの症状として表にでる頃には、少なくとも殆どの人が気づいています。 でもその前に、もっと普段の段階で、身体の状態をキャッチできるはずなのです。 我々は何も問題が起こらないときは身体を忘れがちです。そして、何でも理解している!思い通りになる!と考えがちなのではないでしょうか。 つまり、支配欲の強い意思(心)が身体の声に耳を傾けることを拒んでいるのです。それを繰り返すことによって益々感覚を鈍らせ、鈍感な身体を作り上げていきます。 そしてその先には、“思うようにならない自分”が作り上げられていきます・・・。その頃には、思うようにいかない原因が分からず、悪循環の中にどっぷりと身を預けてしまう形になってしまうのです。
アレクサンダー・テクニークの中に「信頼できない感覚認識」という考えがあります。習慣や癖(心とからだを含む)によって構築された感覚には 信頼できない疑い深い部分が多くあり、それに頼ることは危険である、ということです。よって感覚に頼らず、thinkによって自らを導いていく ということなのですが、ある意味、自分の価値観(習慣や癖によって構築されたもの、筋感覚を含む)を捨て、身体の声に素直に耳を傾けてみなさい・・と解釈できるのではないかと思います。
「アレクサンダー・テクニークって何??」という質問に対して、多くの先生達(国内外を含め)が、あらゆる切り口からテクニックの特徴を 説明しています。最近では日本語の本も多く出回るようになりました。
私がアレクサンダー・テクニークに出会ってかれこれ8年ほどになりますが、私にとって このテクニークは、「自分自身に責任を持ち、如何に向き合っていくか・・ということを学ぶ方法論」ということに 行き着いてくるように感じています。 常に今、その瞬間の自分と向き合い、会話し、そして行動していくこと。
「今日は何だか首が硬くなってきたぞ・・緊張してるのかな?いやいや自分がイライラしているせいかも?自分の使い方が悪くなってるな・・」 なんて・・ そんな身近なことからでいいのです。
アレクサンダー・テクニークを手がかりに、身体の声に耳を傾け、楽しみながら日々の自分と向き合って欲しいと思っています。
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